イギリスでは‘self care’が2000年代以降、国策の一つの柱とされてきた。米国でも、慢性疾患患者による「‘self management’」の研究・実践が注力されてきており、その成果は日本をはじめ多くの国々に浸透している。
イギリスのセルフケア振興策のハイライトの一つが「エキスパート・ペイシェントプログラム(Expert Patients Programme:EPP)」である。
EPPは「何らかの慢性疾患」を持つ人々が、その症状に上手く対処しながら社会生活を送るセルフマネジメント・スキルを獲得するためにつくられたトレーニング・プログラムであり、保健省の主導により2002年にスタートした。
このプログラムは、米国スタンフォード大学患者教育研究センターの‘Kate-Lorig’らが開発した「CDSMP(Chronic-Disease-Self-Management-Program)」のメソッドをベースにしたものである・・・
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