現在、「インテグレイティブ・ペイシェント・エクスペリエンス(IPX)」の探究及び構想に着手するに当たり、現代の医科学界(アカデミック)における様々な知的作業につ…
先述の「自己効力感(self-effi cacy)」及び「エンパワメント(Empowerment)」のいずれにおいても、ひとりの人間、つまり『自己の主体性』に対…
「慢性疾患セルフマネジメントプログラム(CDSMP)」の素人主導というコンセプトはイギリスにおいて、患者と医療者の間の上下関係を解消し、対等なパートナーシップの…
完治が難しい病気をもつ人たちの意欲を高め、自己管理技術を伝えるのが「慢性疾患セルフマネジメントプログラム(CDSMP;Chronic Disease Self-…
イギリスでは‘self care’が2000年代以降、国策の一つの柱とされてきた。米国でも、慢性疾患患者による「‘self management’」の研究・実践…
慢性疾患セルフマネジメントプログラム (Chronic Disease Self-Management Program: CDSMP): 完治が難しい病気をもつ…
欧米では1990 年代以降、医療者と患者とが協力して治療や健康増進に取り組むこうした試みが、医療現場で盛んに取り入れられるようになった。 「協働の医療(coll…
現在患者の医療上の意思決定への参加は、「インフォームド・コンセント」によって保証されている。これはまた「個人の自己決定能力」、すなわち治療内容、治療に伴うリスク…