完治が難しい病気をもつ人たちの意欲を高め、自己管理技術を伝えるのが『慢性疾患セルフマネジメントプログラム(Chronic Disease Self-Management Program:CDSMP)』であり、プログラム開発にあたっては「アルバート・バンデュ…
イギリスでは「セルフケア(self care)」が2000年代以降、国策の一つの柱とされてきた。米国でも、慢性疾患患者による「セルフマネジメント(self management)」の研究・実践が注力されてきており、その成果は日本をはじめ多くの国々に浸透して…
慢性疾患セルフマネジメントプログラム(Chronic Disease Self-Management Program:CDSMP) 完治が難しい病気をもつ人たちの意欲を高め、自己管理技術を伝えるのが『慢性疾患セルフマネジメントプログラム(Chronic D…
患者中心型の医療(patient centered medicine) 欧米では1980 年代当時、すでに「インフォームド・コンセント(informed consent)」や「患者の自己決定」を重視する、いわゆる『患者中心型の医療(patient cent…
現在患者の医療上の意思決定への参加は、『インフォームド・コンセント(informed consent)』によって保証されている。 これはまた「個人の自己決定能力」、すなわち治療内容、治療に伴うリスク、あるいは治療を行わないことに伴うリスクと、それらの利点を…
医療における倫理原則は、仁恵(beneficence)・無危害(non-maleficence)・自律(autonomy)・正義(justice)の四つである。 これらは、生命倫理学の代表的な教科書であるビーチャムとチルドレスの『生命医学倫理』のなかで提唱…
日本国内における医科学の頭脳を結集した『日本学術会議』は、内閣府に所属する特別の国家機関であり、科学者コミュニティを代表して政府や行政に対して、勧告、要望、声明、提言などにより国の政策や学術に関して意見具申をする機能を持ち、人文・社会科学から生命科学、理学…